売上はあるのに現金が残らない会社の共通点

当事務所では、米国MBA学位を保持する弁護士前畑壮志が、経営学的観点から徹底したアドバイスを行っています。

あるヒアリングでの驚きと納得

当職は、ある特殊な企業にヒアリングに伺って財務パフォーマンスの分析を試みたことがあります。公開会社ではありませんでしたので、財務データが不足しており、その企業のポテンシャルを測ることができなかったため、直接ヒアリングする機会を利用したのです。

まずWACC(加重平均資本コスト。銀行からの借入と株主からの出資を合わせて、企業が資金を調達するのにかかっている平均的なコストのことです)。担当者は絶対にWACCを推測できるような数値を言いませんでした。WACCはいわば倒産するかしないかの命運を握る企業の最も基礎的なデータです。WACCを念頭に設備投資をするし、WACCを念頭に価格設定をする、企業のあらゆる数値のおおもとです。さすがにこのマスターキーを開示するほど甘い企業ではありませんでした。裏返して言えば、自社のWACCを知らない企業は、正確な設備投資の判断ができませんし、適正価格の設定もできません。弁護士前畑壮志のMBA経営コンサルティングでは「いくら利益が出れば、会社が本当の意味で安全と言えるのか?」その指標を、独自の経営分析(WACC等)を用いて、経営者様と一緒に分かりやすい言葉で解読していきます。

稼いだ現金を、何に使っているか

次に、フリーキャッシュフローの用途。フリーキャッシュフローは内部留保、再投資、配当、と企業が自由に使えるお金ですが、当該企業はフリーキャッシュフローをどの割合で何に使っているかを絶対に明かしませんでした。内部留保は企業の贅肉。贅肉がなければ飢餓に耐えられず十分なレジリエンスを確保できない。しかし、贅肉のままでは稼ぐ力がない。このジレンマをどう解くかは、各社が公開しないノウハウの1つといえます。弁護士前畑壮志のMBA経営コンサルティングでは、多様な外部リスク、内部リスクを包括して検討し、どれだけの贅肉、即ち内部留保をするかを検討し、再投資によるフリーキャッシュフローの最大化を考えます。

不採算に見える事業も、工夫で変わる

事業ポートフォリオ。常識的に見ればdogの事業であっても、工夫をすればquestion markに持って行けることを当該企業から教わりました。これは、当該企業が開示した数少ないコアノウハウの1つでした。

そのほかにも様々なエピソードはありました。財務規律が厳格な特殊な企業において、いかに財務パフォーマンスの数値管理が厳格になされているか、そして、各財務パフォーマンスの数値が意味するところの重要性を理解しているかがよくわかるセッションでした。弁護士前畑壮志のMBA経営コンサルティングにおいて弁護士前畑壮志が、重視していた指標が、いわば経営の共通言語として共有されていることを再確認することができた良いセッションでした。マスクで先方の顔の下半分がわかりにくかったのですが、WACCとフリーキャッシュフローの用途の質問については先方担当者の顔が引きつっていたのを鮮明に覚えています。それほどまでに、その企業にとって「財務の規律」は聖域であり、経営の根幹だったということです。私はその厳しさを、クライアントの企業様にも取り入れていただきたいと考えています。

自社の数字を、外から見てもらう

弁護士前畑壮志のMBA経営コンサルティングを受けることにより、貴社の財務パフォーマンスを数字で把握し、そこから体質の改善に取り組むことが、「継続的なキャッシュフローの創出」につながると考えています。30分5500円のスクリーニング、これに早く着手した企業様だけが享受できる先行者利益。経営判断に迷いがある時間は、本来得られるはずの利益を逃している時間でもあります。一人で悩まず、法律と経営の両面を見る弁護士を「参謀」として活用してみませんか。なお、MBA経営コンサルティングに関する、本記事執筆時点での弁護士前畑壮志のキャパシティの残りは従業員30人規模の和歌山市内の製造業ですと2社程度です。

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